初夏から夏にかけて、子供に多い伝染性の皮膚の病気です。
虫さされや湿疹、かき傷、すり傷などに黄色ブドウ球菌やレンサ球菌といった細菌が入りこんで炎症を起こし、かゆみのある水疱やかさぶたをつくります。
それを『かゆいかゆい』とかき破ると、まるで飛び火のように全身に広がります。
感染力が強いので、早めに皮膚科を受診してください。





保育園や幼稚園、学校などの集団生活をさせる場合は、患部をガーゼでおおい、こどもが直接ふれないようにしましょう。
プールは完全に治るまでは、がまんしましょう。
お風呂はシャワーやかけ湯にとどめ、浴槽にはつからないほうがよいでしょう。
また、ほかのこどもと一緒に入るのは、さけたほうがよいですが、傷や湿疹などがなければ、必要以上に神経質になることはありません。
タオルの共用はさけたほうがよいですが、洗濯は一緒にしてもかまいません。






とびひを全身に広げないためには、水疱をかき破らないように、また、汚れた手で湿疹や虫さされをかきむしらないようにすることが大切です。
爪は短くきり、外出後や遊んだ後は手をよく洗いましょう。






抗生物質が効果的ですので、「とびひかな?」と思ったら、すぐにお医者さんにみてもらいましょう。皮膚科を受診すると、飲み薬や軟膏を処方してもらえます。
患部(ジュクジュクした部分)は、ゴシゴシこすらずに石けんをよく泡立てて、手でやさしく洗い後はシャワーで十分流します。
乾いたタオルで軽く押さえるようにして水分を吸い取って薬をぬり、ガーゼなどで広くおおいましょう。
ほかの場所にうつさないように、早めに治療しましょう!


1〜6歳くらいの子供によくできる、伝染性の強いいぼで、粟粒のような湿疹がしだいに大きくなって、表面がツヤツヤした、やわらかいいぼができます。

みずいぼをつぶすと、白くて小さい粒のようなものが出てきます。
これがウイルスのかたまりです。さわったり、こすれたりしていぼが破れると、ウイルスが飛び散ってほかのところにつき、全身にみずいぼが増えていきます。
わきの下など、皮膚がすれ合うやわらかいところに、よくできます。
ほとんどの場合、かゆみや痛みはありません。

ウイルスに対する免疫ができてくるので、放っておいても数ヶ月〜2年ぐらいで自然に治ることもありますが、みずいぼは自家感染を起こし、ほかの部分に広がったり、ほかの人に感染させてしまうこともあるので、早めに皮膚科を受診しましょう。






プールやおふろなど、肌がふれあう場所で感染しやすいので、治るまでは気をつけてください。しかし、とってしまえばすぐに治ります。
アトピー性皮膚炎の子はうつりやすいので、特に注意が必要です。






当院ではみずいぼをピンセットでつまみとります。ちょっと痛い方法ですが、最も確実です。
痛み止めのシール(3×5cm…¥100)を貼ると痛みも少なくなります。
みずいぼが小さくて少ないうちに治療しましょう!